6日、『Times』は「マンチェスター・ユナイテッドがルイス・ファン・ハール監督に費やしているコストが明らかになった」と報じた。

2014年にマンチェスター・ユナイテッドの監督となったルイス・ファン・ハール。大きな補強を行ってきたものの、この2シーズンはリーグ優勝争いに絡むことが出来ずにいる。

今季もかなり大きな批判は受けたものの、その一方でFAカップでは決勝まで進出しており、5月21日にクリスタル・パレスとの1番を控えている。

今季限りでモウリーニョに替えられるのではないかとも言われてきたが、ここに来て留任の可能性は高まっているとも。

『Times』が伝えるところによれば、ルイス・ファン・ハール監督が受け取っている給与は最大で年間800万ポンド(およそ12.7億円)であるという。

基本的には330万ポンド(およそ5.2億円)が保証されており、200万ポンド(およそ3.2億円)が追加報酬、160万ポンド(およそ2.5億円)が肖像権料、そして残りの110万ポンド(およそ1.7億円)がCL出場の成功報酬に当たるようだ。

そして、トップ4フィニッシュに失敗した場合は「給与を100万ポンド(およそ1.6億円)削減する」という条項が加わっているとのことである。

つまり、マンチェスター・ユナイテッドが彼を解任した場合、これらのコストが追加で来季もかかってくる可能性があると言うことだ。

確定でないのは、ルイス・ファン・ハール監督がそのまま他のクラブへ行った場合契約が解除されるためである。

なお、FAカップで優勝した場合は40万ポンド(およそ6350万円)、ヨーロッパリーグ決勝進出で20万ポンド(およそ3180万円)、チャンピオンズリーグかプレミアリーグ優勝で150万ポンド(およそ2.4億円)のボーナスがファン・ハール監督に支払われるとのこと。

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