先週末に行われたJ1の1stステージ第12節、サンフレッチェ広島対柏レイソル。

昨年度の王者・広島と、下平体制になって絶好調の柏という注目の好カードだったが、広島は林卓人、柏は中村航輔、ハイレベルな両GKの活躍が光り、試合は0-0の引き分けに終わった。

なかでも、リオ五輪の正GK争いをリードするU-23日本代表GK中村のセーブは圧巻だった。

前半、得点ランクで首位に立つ、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカのシュートをこのブロック!

ウタカは完璧なトラップからシュートを放ったが、中村は体を最後までしっかり残し右足で防いだ。

後半にはこのセービング!

まず少し前に出てシュートコースを限定し、抜け出したU-23代表のチームメイト浅野拓磨のトラップが大きくなった瞬間、すぐにボールへ飛び付いた。これは中村が普段から心掛けているプレーだ。

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