『Fussball Transfers』は「ボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤングは、クラブに2名の放出について問いただした」と報じた。

今季終了を待たずしてドイツ代表DFマッツ・フメルスをバイエルン・ミュンヘンへ放出し、さらに先日イルカイ・ギュンドーアンをマンチェスター・シティに売却したドルトムント。

来季はチャンピオンズリーグでの戦いを控えている中、この段階で既に2名の中心的選手を失うという状況になってしまった。

記事によれば、オーバメヤングはこの2名が立て続けにチームを離れたことを受けて、クラブの上層部に質問を投げかけていたという。

ピエール=エメリク・オーバメヤング

「僕はガボン代表で直近の2試合を欠場した。なぜなら、ドルトムントの上層部と会談したかったからだ。クラブの将来についてね。

これは珍しいケースなんだ。2名のキープレイヤーを短い間に失ったというのはね。彼らはチームの核だったんだ。

しかし、僕はドルトムントに信頼を置いている。多くのチャンスがあり、良い解決方法を見つけたい。そしていい取引をしたい。

僕はドルトムントでとても良い感じなんだ。未来永劫そうであるかはわからない。しかし、自分はここで幸せだ。

ドルトムントは幾つかの良い契約をしなければならないよ。それは、バイエルン・ミュンヘンに立ち向かう準備をするため、そして再びチャンピオンズリーグを戦うためだ。

我々は1~2名の中心選手を失うだけに留めなければならない。前に進むためにはね。

2015-16シーズンは少し経験の機会を逸した。新しいコーチ、そして新しい哲学のもとでプレーした。しかし、それは将来のための準備でもあった。昨季はいい年だったし、我々を助けてくれるものだと思うよ」

先日はガボン代表のジョルジュ・コスタ監督から「オーバメヤングはクラブを移ろうとしている」と爆弾発言が出たことで大きな話題になった。

しかし、オーバメヤングの説明によれば、クラブの動きを確認したかったということのようだ。ただ、ギュンドーアン移籍の話はその時点で決定してはいなかったのだが。

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