『Sky News』は「ロシア大統領のウラジミール・プーチン氏は、ロシアサポーターの暴力行為の存在を疑問視した」と報じた。
先日行われたロシア対イングランドの試合は、そのスコア以上に観客席と街での騒動が話題になった。
大きなファン同士の衝突が発生し、海に投げ出されたサポーターが死亡するという悲劇にも至ってしまった。
UEFAはこれに対し、両チームに罰金処分と執行猶予付きの追放命令(次にやれば大会から排除される)が下している。
サンクトペテルブルクで行われた経済フォーラムに出席したプーチン大統領は以下のように話し、ロシアサポーターの暴力行為があったとは思えないと語った。
なお、この発言には観衆から笑いと拍手が起こったとのこと。
ウラジーミル・プーチン
(ロシア大統領)
「イングランドとロシアのファン同士の暴力行為は、まさに不名誉なことである。
しかしながら、私は本当に理解することができないのだ。
どうやったら我々の200名のファンが、数千人もいたイングランドのファンをぶちのめすことができたのか?とね。
いかなる形にしろ、法執行機関による処理は、どのような違反者に対しても同じであるべきだ。
私は、彼らの中に冷静な人々がいることを願っているよ。真にスポーツを愛し、違反行為はどんなことであってもチームをサポートすることにならないと理解してほしい」