後半開始直後には、一度は軽率なパスを奪われたものの、取り返した味方のボールを左サイドへ展開し、イグアインのチーム3点目となるゴールの基点となる。
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とどめは86分、相手ボールをカットした瞬間、一気にスピードアップしてボックス内に侵入し、中央でフリーのイグアインへパス!これをイグアインがワンタッチで落ち着いて決めた。
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メッシの全ゴールに絡む大活躍でアルゼンチンが4-0で大勝。2014年ワールドカップ、昨年のコパ・アメリカに続いて主要な国際大会で3大会(3年)連続となる決勝進出を決めた。
メッシはベネズエラ戦のゴールでガブリエル・バティストゥータが持つアルゼンチン代表の歴代最多得点記録(54)に並んでいたが、この日のゴール(55)でそれを更新し単独トップに立った。
さらに2試合連続での2アシストと、チーム全体への波及効果も抜群だ。今季のセリエAで36得点を記録しながら、グループステージでノーゴールに終わったイグアインが、メッシが先発復帰したこの2試合で4ゴールを決めているのだ。
今大会、ゲン担ぎからか髭を伸ばし続けていることが話題になっているメッシだが、一度も剃ることがないままとうとう決勝まで到達した。23年間無冠という呪縛から解き放たれるまであともう一歩だ。