『ESPN』は「ドイツ代表DFマッツ・フメルスは、マンチェスター・ユナイテッドのオファーを断った理由を語った」と報じた。
先日ボルシア・ドルトムントからバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まったマッツ・フメルス。
かつて自分が過ごした故郷のクラブへの移籍であり、その違約金は3700万ユーロ(およそ43.4億円)に達していると考えられている。
彼に対しては昨年マンチェスター・ユナイテッドがかなり熱心に誘いを入れていると伝えられていたが、結局はドイツ国内を選択。
『Suddeutsche Zeitung』にその理由を聞かれた彼は以下のように話し、ぼんやりとではあるがチャンピオンズリーグ出場権がなかったからだと示唆したという。
マッツ・フメルス
「基本的には、イングランド、スペイン、そしてドイツが、自分と関係を持っていたクラブだ。次にプレーする可能性があった。
しかし、あの段階では、あるイングランドのクラブにふさわしいだけの全体的なパッケージがなかった。
パッケージというのは、クラブが僕を魅了できるかという点だ。自分が常に求めていたのは、スポーツ面が正しく組織されていて、加えてもちろんチャンピオンズリーグでプレーできることだ」
(アーセナルからは連絡はなかった?)
「彼らが僕を望んでいたと装うつもりはないよ。オファーはなかった。
スペインについても同様だ。常にコンタクトはあったが、選択肢としてはなかった。
僕がドイツでキャリアを続けることを決断したのは、そういった理由からだ」