22日の試合をもって、EURO2016はベスト16に進出するチームが決定。

この結果グループBを首位通過したウェールズは、グループCを3位で勝ち上がった北アイルランドと顔を合わせることとなった。

同じ国家に所属しながらも、サッカー競技では協会がイングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドの4つに分かれているイギリス。

今回のEUROではスコットランドを除く3つのチームが本戦への出場権を掴み、グループステージではウェールズ対イングランドの“英国ダービー”が実現。そして出場3チームともが勝ち抜けに成功し、今度はベスト16でウェールズ対北アイルランドの試合が行われることになった。

“オールブリティッシュ対決”として注目されるこの試合だが、試合を捌くレフェリーもイングランドのセットで行われるようだ。

UEFAはこの試合を担当する主審にマーティン・アトキンソンを指名したのだ。

アトキンソンはブラッドフォード出身の45歳。プレミアリーグでもお馴染みの審判であるが、もちろん国籍はイギリスである。

こうした国際大会では両チームに関係する国籍の審判は除外されるのが一般的なのだが…どういうわけかこの“英国ダービー”にアトキンソンが指名されたようだ。

ちなみに、この試合を担当する副審や追加副審も全員イングランド出身。まさに“オールブリティッシュ”な一戦となりそうだ。

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