22日の試合をもって、EURO2016はベスト16に進出するチームが決定。
この結果グループBを首位通過したウェールズは、グループCを3位で勝ち上がった北アイルランドと顔を合わせることとなった。
Confirmed! We will play @FAWales this Saturday at the Parc des Princes! #DareToDream #GAWA pic.twitter.com/TKFNxYeb95
— Northern Ireland (@NorthernIreland) 2016年6月22日
同じ国家に所属しながらも、サッカー競技では協会がイングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドの4つに分かれているイギリス。
今回のEUROではスコットランドを除く3つのチームが本戦への出場権を掴み、グループステージではウェールズ対イングランドの“英国ダービー”が実現。そして出場3チームともが勝ち抜けに成功し、今度はベスト16でウェールズ対北アイルランドの試合が行われることになった。
“オールブリティッシュ対決”として注目されるこの試合だが、試合を捌くレフェリーもイングランドのセットで行われるようだ。
UEFAはこの試合を担当する主審にマーティン・アトキンソンを指名したのだ。
"Delight, relief, pride"
Martin Atkinson reveals what it means to officiate at #EURO2016: https://t.co/fC5mztvT4u pic.twitter.com/kDuJmMb9xc
— Premier League (@premierleague) 2016年6月22日
アトキンソンはブラッドフォード出身の45歳。プレミアリーグでもお馴染みの審判であるが、もちろん国籍はイギリスである。
こうした国際大会では両チームに関係する国籍の審判は除外されるのが一般的なのだが…どういうわけかこの“英国ダービー”にアトキンソンが指名されたようだ。
ちなみに、この試合を担当する副審や追加副審も全員イングランド出身。まさに“オールブリティッシュ”な一戦となりそうだ。