EURO2016で優勝候補の筆頭と目されていたドイツ。
7日に行われた準決勝でフランスに0-2と敗れ、“スーパーダブル”と呼ばれる偉業への挑戦が終わった。
Well played, @DFB_Team_EN. They'll be back stronger no doubt.#EURO2016 pic.twitter.com/90lpLhwleI
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年7月7日
今大会では絶対的ストライカーが不在であり、この日のフランス戦でも試合を優位に進めながらも最後までゴールを割ることができなかった。
そうしたチーム状況のなかで期待されたのがトーマス・ミュラーであったのだが、今大会では無得点に終わっている。
そんなミュラーのワールドカップとEUROでの成績比較が話題だ。
【ワールドカップ】
<2010年大会、2014年大会に出場>
・13試合出場10得点
(得点王1回、ハットトリック1回、優勝1回)
【EURO】
<2012年大会、2016年大会に出場>
・11試合出場0得点
ワールドカップに滅法強い印象のあるミュラー。
これまで2大会に出場しすでに10得点をあげており、26歳ながらミロスラフ・クローゼが持つワールドカップ記録に「6」と迫っているのだ。2014年大会では初戦のポルトガル戦でハットトリックを記録し、チームの優勝にも貢献した。
しかしそんなミュラーも、EUROではこれまで11試合に出場しまさかのノーゴール…。今大会では全試合にフル出場を果たしているのだが、結局1ゴールも奪うことができなかった。
これまでドイツ代表として77試合に出場し32ゴールをあげているミュラー。
その得点率は0.415と3試合あれば確実に1点を取る計算なのだが、EUROでは11試合を戦っても1点も奪えないなんて何かあるとしか思えない…。
そういえばミュラーは準々決勝のイタリア戦、得意であるはずのPKも外していた。
『transfermarkt』の集計によればEUROでのアシストもわずかに1であり、ワールドカップとが対照的に全く結果を残せていないようだ(ワールドカップでのアシスト数は6)。