『ESPN』は「元フランス代表MFエマニュエル・プティは、ポール・ポグバ獲得を狙っているというマンチェスター・ユナイテッドを批判した」と報じた。

先日から大きな話題になっているポール・ポグバの去就。本人の意向についてはメディアで報道が分かれているものの、ミーノ・ライオラ代理人はマンチェスター・ユナイテッドとの交渉を明らかにしている。

その入札額はなんと1億1000万ポンド(およそ149.3億円)という数字になっているとも言われ、サッカーの歴史を変える取引になる可能性がある。

2年前にフリーでユヴェントスに放出したポグバを大金で買い戻そうとする動きに対し、古巣アーセナルを愛してやまないエマニュエル・プティは強烈な毒舌でマンチェスター・ユナイテッドを揶揄した。

エマニュエル・プティ

「1億ポンド(およそ135.7億円)あったら何が出来るか考えてみなよ。

最高の車をみすみす手渡しておいて、2年後にそれを懐かしがって、買い戻そうとしているわけだ。

それで幸せになれるのかい? 私にとっては無駄金だと思えるがね。1億ポンドあったら、私ならルイス・スアレスを買うよ。

ポール・ポグバは素晴らしい未来を持っている。しかし、まだ早い。いつも彼の周りにある状況は好ましくない。我々は彼をビッグスターに仕立てようとしている。しかし、私にとって今の彼はビッグスターではない。

彼はチャンピオンズリーグ、そしてインターナショナルレベルに達していない。それが出来るとは確信しているが、まだ早い。人々はいつもメディアで彼について話している。常にお世辞を送っている。私はそれが恥ずかしい。まだ『本物のポグバ』は見たことがないよ。

私は、彼が目標を達成できるポテンシャルを持っていると保証できる。ただ、現時点ではそうではない」

(レアル・マドリーが入札から下がったとも言われている)

「マドリーにとって金は問題じゃない。彼らが選手を欲しがったら、いくらでも金は出てくる。そうして彼らは取引にこぎつける。

もし1億ポンドも出してまでマンチェスター・ユナイテッドと戦いたくはないとなったなら、そこから離れる理由になるね」

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