MF:アンヘル・ディ・マリア(M)× ヘンリフ・ムヒタリャン(R)

今季ムヒタリャンが加入したマンチェスター・ユナイテッドは自らの先見性について見定めることになるだろう。ディ・マリアのイングランド挑戦は失敗に終わったものの、彼が(ムヒタリャン以上に)いいキャリアを送ってきたより価値のある選手だということを否定するのは不可能だ。レアル・マドリー時代の2014年にはCL決勝でMVPにも選ばれていることから、ディ・マリアがこのバトルに勝利する。

判定⇒ディ・マリア(メンデス)の勝ち。

MF:ジョアン・モウティーニョ(M)× ブレーズ・マテュイディ(R)

エレガントな策士であるモウティーニョとパワフルなランナーであるマテュイディ。モナコにおけるモウティーニョ以上のことをマテュイディは成し遂げ、多くを勝ち取っている。モウティーニョには発揮されていないポテンシャルがかすかに残されている。

判定⇒マテュイディ(ライオラ)の勝ち。

MF:ハメス・ロドリゲス(M)× ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(R)

ハメスがレアル・マドリーでくすぶっていた一方、ミランで好パフォーマンスを見せたボナヴェントゥーラは非常に洗練された選手だ。とはいえ、今回のバトルはコロンビア人MFの才能と関係している。ハメスが大部分で失望に終わったのは、彼(の本来の力?)が良すぎるからであり、ボナヴェントゥーラよりもまだレベルは上だ。

判定⇒ハメス(メンデス)の勝ち。

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