現在、アメリカでプレシーズンツアーを行っているアーセナル。

マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、チェルシー、リヴァプールといった強豪がインターナショナル・チャンピオンズカップに参戦するなか、アーセナルが組んでいるのは全て単体でのプレシーズンマッチだ。

28日、MLSのオールスターチームと対戦したのだが、決勝点はアーセナルらしい流れるようなパスワークから生まれた。

1-1で迎えた87分、左サイドにポジションを取っていた選手が中へと仕掛けカットインすると、背後からオーバーラップしてきたナチョ・モンレアルにパス。

これに相手選手は完全に裏を突かれ、最後は中で待っていたチュバ・アクポンがこれをあっさり決めた。シーズンの開幕までまだ2周間ほどあるが、息のあった左サイドの連携が生んだ得点だった。

試合は1-2でアーセナルが勝利しているが、先制点はこちら。

ローラン・シマンがペナルティエリア内でジョエル・キャンベルを倒してしまい、これで得たPKをキャンベルがしっかりと決めて先制した。

ちなみに、MLSでゴールをあげたのはディディエ・ドログバだ。

チェルシー時代からとにかくアーセナルに強かったことで知られるドログバ。

この試合ではアンドレア・ピルロやカカ、ジョバンニ・ドス・サントス、ダビド・ビジャといったスター選手たちとともに先発し、またもゴールを奪ってみせた。

アーセナルは31日、グアダラハラと対戦する。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」