『ESPN』は、アーセナルの経営最高責任者(CEO)を務めているイヴァン・ガジディス氏のインタビューを掲載した。
前半ではレスター・シティの哲学に感銘を受けていることを話していたガジディス。それに続き、中盤ではアーセナルの哲学について語った。
今夏のマーケットでもグラニット・ジャカ以外にはまだ大きなお金を使っていないアーセナル。動きとしては他のビッグクラブよりも遅くなっている。
ファンからは「もっとお金を使って補強すべきだ」という声も寄せられる中、ガジディス氏は以下のように話し、他のクラブはもっとお金を使える能力があると語った。
イヴァン・ガジディス
「このアプローチは、我々にとても、とてもパワフルなバランスを与えてくれる。なぜなら、それはただお金を費やすだけではなく、どれだけ懸命に使うかという点に関わってくるからだ。
それは、選手を買うにあたって我々が持つ強い哲学と価値である。そして、ファンはそれを誇りに思っている。
すべての物事が成功に導いてくれる。この4〜5年のアーセナルを見れば、スカッドが強さを増してきたことに疑問の余地はない。
我々は今プレミアリーグの優勝を争える質を備えている。それを信じられるスカッドを手にしているのだ。
昨季は2位だった。それはとても残念だったが、我々は正しい道を歩んでいる。
我々は激しい競争の中で成長を見せている。我々よりも遥かに大きなお金を使うことができる者たちを相手にしながらね。
とても規律正しく動いている。違いを作れると確信したところにお金を使う。しかし同時に若い選手にチャンスを与える。
それが我々の信じるものであり、我々の価値でもあるのだ」