この夏バルセロナでは、選手の出入りが激しくなっている。

長年チームを支え続けてきたダニ・アウヴェスがユヴェントスへと移籍し、マルク・バルトラもドルトムントへと活躍の場を移した。その一方で、サミュエル・ウンティティやリュカ・ディーニュといった新戦力の補強に成功している。

そんななか、バルセロナはブラジル人DFドウグラスの放出を検討しているのだが、「バスケットボール選手とのトレード」という変わった形での移籍形態になりそうだという。

アメリカ『FOX』が伝えている。

プロバスケットボールチームも所有していることで知られるバルセロナ。

バルセロナのバスケットチームはこのほどアダム・ハンガというアメリカ人選手をラボラル・クチャ(サスキ・バスコニア)から獲得した。

このラボラル・クチャというチームはホデア・ケエレイェタ氏がオーナーを務めているのだが、同氏は今季リーガへと昇格するデポルティーボ・アラベスも所有しているのだそうだ。

そしてアダム・ハンガの移籍契約のなかに「バルセロナ選手の1人をデポルティーボ・アラベスへと移籍させる」といった内容があったそうで、バルセロナ側はドウグラスをリストアップしているという。

ドウグラスは1990年8月6日生まれの25歳。

足元のテクニックを活かした攻撃参加を得意とする右サイドバックで、2014年にサンパウロからバルセロナへと移籍した。

バルセロナではダニ・アウヴェスの後継者として目されていたのだが思ったように結果が残せておらず、在籍2シーズンでの出場試合数はわずかに8となっている。

仮にこの移籍が実現すれば、非常に珍しい“異競技間でのトレード移籍”となる。

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