『Dailypost』は「試合中に昏倒した元ナイジェリア代表FWピウス・イケディアは、危険な状態を脱した」と報じた。
ピウス・イケディアは1980年生まれの36歳。かつてアヤックスやフローニンゲン、AZなどでプレーしたことで知られる快速ウインガーで、日本で行われた2002年ワールドカップのメンバーでもあった。
2012年に北キプロス・トルコ共和国のリーグでプレーした後に第一線を離れ、今はオランダでアマチュアとしてのサッカーを楽しんでいる。
彼は先週の土曜日、キキ・ムサンパやジョン・ボスマンなどアヤックスのレジェンドも所属しているアマチュアチームでの親善試合に出場した。
相手となったハールロ・スポーツクラブは設立50周年を迎えており、それを記念するためのお祝いだったのだが、その途中にイケディアは突然ピッチに倒れて動かなくなったのだ。
現場でいくつかの蘇生措置を受けたことで息を吹き返したイケディアは、エンスヘーデ病院に運ばれて治療を受けていた。
状態はしばらく危険だったと言われていたが、今回の記事によればイケディアは既にはっきりと会話を交わせる状況にあり、命の危険は去ったとのこと。ただ、今後しばらくは病院に残り、経過を観察する予定であるようだ。