『Daily Mail』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、ローマのギリシャ代表DFコスタス・マノラスへの関心を保っている」と報じた。
今夏最終ラインに怪我人が続出し、人材不足に陥っているアーセナル。ローラン・コシェルニはEURO2016のダメージが残っており、ガブリエウ・パウリスタとペア・メルテザッカーが離脱している。
先日はドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィとの契約が間近だと報じられたものの、バレンシアのパコ・アジェスタラン監督が放出を拒否しており、その取引は実現不可能になりつつある。
また、そのオプションとして考えられていたジョニー・エヴァンズについても、WBAが2500~3000万ポンド(およそ31.8~38.2億円)を求めているとのことで、価格的に手が出なくなったという。そこで注目されているのがマノラスだ。
コスタス・マノラスはギリシャで最も期待されるセンターバックであり、ローマでコンスタントな活躍を見せていることで知られる。
アーセナルは彼の獲得を2年前から考えていたと伝えられており、今夏もまだチェックを続けているとのこと。ただ、彼についても移籍金はかなり高額になると推測されている。
なお、その代替案としてはモナコのDFマルセル・ティスランが考えられているとのことだが、レスター・シティやエスパニョールが競合しているようだ。
マルセル・ティスランは1993年生まれの23歳。モナコの下部組織で育成されたDRコンゴ代表DFで、サイドバックとセンターを両方こなせる長身選手である。昨季はトゥールーズに貸し出されていた。