ついに開幕した2016-17シーズンのブンデスリーガ。

ハンブルガーSV対インゴルシュタット戦は1-1の引き分けとなった。ハンブルクの今季初ゴールを叩き出したのは、新加入FWボビー・ウッドだ。

現役のアメリカ代表でもある23歳のウッドだが、当サイトでも何度も紹介してきたように日本人の母を持つ日系人でもある

昨季は2部ウニオン・ベルリンで17ゴールを叩き出し、今季からハンブルクに加入。開幕戦でいきなり初ゴールを決めてみせた。

DFを抑えながらボールをコントロールし、振りの速いシュートをゴールネットに突き刺した。これぞストライカーというような見事なゴラッソ!チームメイトの酒井高徳も嬉しそう。

180cm79kgと決して大柄ではないが、体の使い方もシュートへの持ち込み方も実に巧みだ。HSVファンにとっても期待が高まるようなデビュー戦となったことだろう。

ブルーノ・ラバディア監督も「ボビーはとてもよかった。スピードをもたらし、フィジカル的な尽力も示した。当然だが彼のようなストライカーにとって、結果を残すことは常に大事なことだ」と讃えていた。

ボビー・ウッド(ハンブルガーSV FW)

「僕にとってブンデスリーガでの初ゴールはもちろん嬉しいよ。

(ゴールシーンでは)状況を正しく見極め、体を相手の間に入れたんだ。

同時にこの結果(ドロー)にがっかりもしている。結局のところ、いつだって大事なのはチームの成功だからね」

近年苦しんでいるハンブルク。新背番号7は救世主となれるだろうか。

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