『Le Parisian』は「パリ・サンジェルマンのフランス代表MFブレーズ・マテュイディは、クラブを離れたかったと認めた」と報じた。
今夏の去就が注目されていたマテュイディ。フランス代表の一員としてEURO2016準優勝を果たした後、パリ・サンジェルマンからの退団の可能性が示唆された。
ポール・ポグバを失ったユヴェントスが、その後釜としてマテュイディに狙いを定めてオファーを送り、個人間では合意に至ったという報道もあった。
ところが、最終的にはクラブ間の交渉が破談に終わったことをユヴェントスのマロッタGMが明かし、取り引きは実現することはなかった。
マテュイディは今夏の出来事について以下のように話し、自分はあの時点で退団を希望していたと告白した。
ブレーズ・マテュイディ
「明確なオファーがあった。そうだ。あの段階では、僕はPSGを離れることを望んでいたんだ。
しかしながら、クラブはそれとは違った決断を下した。そして、我々はそれを受け入れなければならなかった。
そこには多くの信頼があることは知っている。監督とは何度か非常に長い議論を行ってきた。彼の判断は、クラブが決断を下すにあたってとても重要なものになった。
少し繊細な時期があったことは確かだ。なぜなら、僕はある希望を持っていて、それは満たされることがなかったからだ。
しかし、僕はPSGで不幸せなわけではないんだ。それは後を引くことはないよ。僕はとても満足しているんだ」