今夏のEUROで驚きの躍進を見せ、初優勝を遂げたポルトガル代表。
だが、2018年W杯に向けた予選ではスイスに敗れまさかの黒星スタートとなってしまった。
欧州王者ポルトガル、まさかの完敗…W杯予選の初戦で何があった? https://t.co/eiYCgpU7kd pic.twitter.com/tEAlZjynbb
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月7日
クリスティアーノ・ロナウドを欠いたポルトガルは前半の2失点が響いた。フェルナンド・サントス監督は「0-2になり、変化を試みた。2トップにしてね。もし得点できていれば、試合を取り戻せただろう」などとしつつ、この敗戦は忘れるべきとも述べていたそう。
そんなポルトガルにとって苦い一戦となった試合では、こんなプレーも秘かに話題になっている。
対峙した2人のスイス選手の間を見事に突破したのは、ポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァ。
モナコに所属するシウヴァは1994年生まれの22歳。もとはベンフィカで育成された選手で、小柄ながらとにかく圧倒的なテクニックを誇るレフティだ。
ここでも足を出してきた相手を巧みな引き技と軽やかな身のこなしで翻弄。まるでメッシのような超絶技巧で抜き去ってみせた。今後ポルトガル代表の中盤においてキーマンのひとりになりえる存在だ。
試合後、そのシウヴァは「僕らは多くのチャンスを逸した」と嘆きつつ、スイスはクレバーで現実的なチームだったと相手の戦いぶりを讃えていた。