先週、新たな事業の拠点としてアメリカのニューヨークに新しいオフィスを設立したバルセロナ。
セレモニーにはロナウジーニョが出席し、マンハッタンの象徴でもあるエンパイア・ステートビルがバルセロナのクラブカラーにライトアップされるなど、大きな話題となった。
⚽️❤️🇺🇸 Thanks New York for the wonderful welcome! #FCBlovesNY https://t.co/zWhMMZtdjZ
— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2016年9月9日
そんなバルセロナが、アメリカで女子チームを運営することになるかもしれないという。
英国『Guardian』によれば、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はアメリカでバルセロナのブランドをより拡大させたい構えであり、女子サッカーのプロリーグ「ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)」に参加できる女子チームをフランチャイズで作りたいのだという。
同氏は「アメリカの女子サッカーリーグはとても興味深い」とコメント。
また、「我々は将来的に、ここで最高のレベルで戦い、我々がより有名になるのを手助けしてくれるような自分たちのチームを持つという選択肢について検討しているところだ」と話している。
NWSLは女子サッカー界のトッププレーヤーが集まるリーグだ。アメリカ代表のシャーリー・ロイドやアレックス・モーガンも在籍し、シアトル・レインFCでは川澄奈穂美もプレーしている。
しかし、今回の件に関してNWSL側はコメントを発表していない。
バルセロナには現在女子チームが存在しており、スペインの1部リーグに所属。2011-12シーズンから2014-15シーズンにかけて四連覇を達成しており、女子チャンピオンズリーグにも出場している。
また、バルトメウ会長はフットサルチームのアメリカ参入も検討しているようだ。