12日、『Sky Sports』は「マンチェスター・ユナイテッドは、2016年度における記録的な売上高を発表した」と報じた。
昨季はチャンピオンズリーグの出場権を失うなどリーグ戦でふるわなかったものの、FAカップの優勝に加え、放映権料の上昇、14の新パートナーとの契約を行ったマンチェスター・ユナイテッド。
その結果、2015-16シーズンにおいての売上高は5億1530万ポンド(およそ690.3億円)を記録。これは英国のクラブにとっては初めての数字となる。
2015年度は3億9520万ポンド(およそ529.4億円)であったため、30%もの急激な上昇率を示している。利益についても6890万ポンド(およそ92.3億円)が計上されているとのこと。
人件費については2015年度よりも14.6%の増加となっており、総額2億3220万ポンド(およそ312.4億円)となっている。
また、昨季限りで契約を一年残して解任されたルイス・ファン・ハール全監督の違約金については、スタッフ分も含めてマンチェスター・ユナイテッドが840万ポンド(およそ11.3億円)を負担したことも明らかになった。
その一方で債務についても増加しており、前年度よりも570万ポンド(およそ7.6億円)膨らんだ2億6090万ポンド(およそ349.5億円)になっている。なお、これは為替レートの変動による影響が大きいとのことだ。
なお、今年7月にはバルセロナが年間5億7000万ポンド(およそ763.6億円)の売上高を発表しており、世界的に見れば最高記録ではない。