ついに、ルイス・ファン・ハールがマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任された。2014年夏に就任してからおよそ2年、道半ばでの“離縁”となった。

最後にFAカップ優勝を遂げたが、期待されたほどの結果を出すことはできなかった。この間にユナイテッドが選手獲得に費やした資金は2.5億ポンド(404億円)ともいわれている。

『Squawka』では、ファン・ハール下のユナイテッドが獲得した選手たちをランキング付けしていたので紹介する。なお、ユーザーの投票でランクは上下するので、あくまで記事作成時の順位。

1位 FWアントニ・マルシャル

昨年夏のデッドラインデイに、当時19歳だった彼に費やした金額は最高で5800万ポンド(93.9億円)にもなる途方もないものであった。

だが、このフランス人アタッカーは攻撃のキーパートの一端としての地位を確立し、その価値を証明してみせた。今季全コンペティションでは17ゴールをマーク。

2位 DFルーク・ショウ

昨年9月にショウは右足を2か所骨折する重傷を負ってしまい、ユナイテッドは大部分において彼を欠くことになった。

それ以前の彼は素晴らしい調子だった。今後10年に渡って、ユナイテッドの左SBの地位を手中に収めるには十分すぎるポテンシャルを見せていた。

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