南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクは、昨シーズンのオーストリア王者。
UEFAチャンピオンズリーグへの出場権を手にし、予備予選2回戦から順調に勝ち上がるとプレーオフラウンドへ。
しかしディナ・キエフとの2ndレグでは延長戦に突入するという死闘を演じ、アグリゲートスコア2-3で敗れたため今季はELに回っている。
15日にはクラスノダールとのグループステージ第1節を迎えたのだが、37分に喫した失点が少しマズい形だった。
0-0で迎えた37分、クラスノダールは敵陣でスローインを獲得。
弓なりのスローインはクアシ・エブエの頭上を遥かに越えペナルイティエリアの方向へ向かうのだが、レッドブル・ザルツブルクの選手たちもこれに触ることができず…。
最終的にはカバーリングポジションにいたパウロ・ミランダやシュテファン・ライナーすらカブってしまい、こぼれてきたボールを相手FWジョアンジーニョに決められてしまった。
イレギュラーしたならまだしも、これだけゆっくりとしたスローインを3人が連続でクリアできないなんて…。結局このミスが致命傷となり、レッドブル・ザルツブルクは大事な初戦を0-1で落としてしまった。
なお、南野拓実はこのゲームで先発フル出場。しかし、uefa.comが発表しているデータによればシュートを放つことができなかったようだ。
レッドブル・ザルツブルクはグループIに所属しており、次節はシャルケと激突する。