『Ghanasoccernet』は「オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ヴィクトリーは、元ガーナ代表MFマイケル・エシエンの獲得を断念した」と報じた。
昨季ギリシャのパナシナイコスでプレーしていたエシエンであるが、怪我でフルシーズンを戦えなかったことから、契約を1年残しながらも移籍を許可されていた。
そして先日、現役最後の挑戦としてAリーグへの参戦を希望し、メルボルン・ヴィクトリーへの加入が間近になったと報じられた。
パナシナイコスも彼の年80万ユーロ(およそ0.9億円)と言われる年俸の支払いを避けるため、契約を解除することに合意。エシエンの動きはほぼ確実だと言われていた。
[Qoly] エシエン、「アジア」で現役続行へ!契約が間近に https://t.co/eYCWZNWFLr
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月21日
ところがである。メルボルン・ヴィクトリーの広報担当は22日にメディアに対して以下のように話し、エシエンとの交渉がうまく行かなかったことを認めた。
メルボルン・ヴィクトリー
「現状では、マイケル・エシエンが2016-17シーズンのゲストマーキーとしてメルボルン・ヴィクトリーに加入することはない。
クラブはマイケル、そして彼の代理人と一定の議論を行っていたが、何らかの個人的な問題により、選手は残念ながらメルボルンに移籍しないことを決めた」
なお、メルボルン・ヴィクトリーは元イタリア代表MFアレッサンドロ・ディアマンティの獲得にも失敗しており、マーキー候補との交渉に苦しめられている状況にある。
[Qoly] エシエン、アジア移籍に賭ける…失敗なら「最後」か https://t.co/Xda9AmiFnD
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月10日
エシエンは以前からAリーグに移籍できなければ現役を離れると言われており、今後何らかのアナウンスが行われるかもしれない。