『AAP』は「メルボルン・ヴィクトリーは、元ガーナ代表MFマイケル・エシエンとの契約に近づいている」と報じた。
かつてリヨンやチェルシー、レアル・マドリーなどでプレーしたエシエン。しかしある時期から継続的な怪我に悩まされてきた。
昨季はギリシャのパナシナイコスと契約を結んだものの、やはりフルシーズンを戦えず。彼の給与はクラブで最高額となる年80万ユーロ(およそ0.9億円)であり、この支出を避けたいことからフリーでの退団に合意したという。
そしてエシエンは現役最後のチャレンジとして10月に開幕するオーストラリア・Aリーグでのキャリアを模索。
エシエン、アジア移籍に賭ける…失敗なら「最後」か https://t.co/Xda9AmAgMd pic.twitter.com/yW6DJc0qQ8
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月10日
先日からすでにその交渉は明らかになっており、パナシナイコスとの契約が解除されたことから近日中にサインが行われる可能性が高いという。
加入先はメルボルン・ヴィクトリー。Aリーグでは今季からスター選手の獲得枠を実質的に増加させており、その「シーズンゲストプレイヤー」という名目となる。
これはスター選手と認められた者の獲得に限って連盟側の基金から100万ドル(およそ0.8億円)の補助が出るという画期的なシステムであり、メルボルン・シティがティム・ケイヒルと契約した際にも適用されている。