カタールサッカー協会は、セリニュ・アブドゥ・ティアムが死去したと伝えた。セネガルにもルーツを持つ彼はカタールのユース代表でプレーしていたDFで、まだ21歳という若さだった。

カタールが巨大プロジェクトとして作り上げた国立のスポーツ選手育成施設「アスパイア・アカデミー」の卒業生でもあったというアブドゥ弱冠17歳でプロデビューすると、カタール代表として2014年のAFC U-19選手権で優勝を経験したほか、2015年のU-20ワールドカップでもプレーしていた。

今後が期待される存在だったが、2015年中頃に癌と診断され、その後は治療に専念していたという。

この訃報は所属チームのアル・ホール(カタール1部)やリーグ公式でも伝えられている。

また、ロンドンで治療を受けていたというアブドゥのもとを、アーセナルのスペイン人MFサンティ・カソルラが訪れユニフォームをプレゼントしたことがあったそう。

だが、残念ながらその後闘病の末に彼は息を引き取った。ご冥福をお祈りします。

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