30日、フライデーナイトマッチでクリスタル・パレスと対戦するエヴァートン。
イラン出身の実業家ファルハド・モシーリが新会長となった彼らは、今季ロナルト・クーマン監督を迎えた他、ヤニック・ボラジーなど大きな補強を行って話題を集めた。
結果もついてきており、ここまでは公式戦でわずか1敗のみ。先週初めてボーンマスに屈したが、プレミアリーグで5位という好成績を残している。
しかし、『Daily Post』によれば、そのエヴァートンはパレス戦でクラブ最長となる珍記録の達成がかかっているようだ。
それは、なんと『リーグで2-0の勝利がない』という連続記録である。
エヴァートンがプレミアリーグで最後に2-0で勝利を収めたのは、2014年9月のWBA戦。それから実に77試合に渡って当該のスコアを経験していない。
そして、エヴァートンがこれまで2-0から離れた最長記録は1936年9月~1938年5月の間に達成された連続78試合。
つまり、本日の試合でエヴァートンが2-0で勝利を収めなければ、なんと「78年ぶりに78試合連続記録達成」という奇跡のようなものになるわけだ。
なお、こんな誰も気が付かなそうな記録を発見したのは、エヴァートンの記録を残し続けている統計学者のスティーヴ・ジョンソン氏だそう。彼は『evertonresults』というデータサイトの管理人だ。いやはやマニア恐るべしである。