『Evening Standard』は「バーンリー監督のショーン・ダイチェ氏は、アーセン・ヴェンゲル氏のすばらしさを語った」と報じた。
2012年からバーンリーを率いてプレミアリーグへの昇格へと導いたダイチェ監督。一度降格を喫するも、今度は2部優勝というタイトルを獲得して1年で戻ってきた。
辣腕を振るっている彼はアーセン・ヴェンゲル氏を賞賛している人物のひとりでもある。アーセナルで20年目を迎えた彼について、ダイチェ氏は以下のように話した。
ショーン・ダイチェ(バーンリー監督)
「覚えているだろうか。そんな時期もあったと。ほぼ外国人で組まれたメンバー、そしてアーセン・ヴェンゲルには疑問が投げかけられていた。
しかし、彼は実際に多くのイングランドの選手を形作っていった。特に、若い選手たちをね。
私が好ましいと思う彼の資質は、それを世界に宣伝しようとしないことだよ。口に出さずに、証明してきた。
『君たちは外国人の選手を使うことに疑問をぶつけている。しかし見ろ、我々が持つイングランドの選手たちを』とね。
彼はそれを信念によって変えてきた。若いイングランドの選手たちと、その高いクオリティによってね。
私は思う。彼は近い将来本物の伝説として崇められるだろうと。ピッチの内外にかかわらず、彼がやったことに対してね。
クラブの未来について、彼は大きな予見を持っていた。この道をもって、幾つかの成功が得られると。
あのビジネスモデルは素晴らしい。我々はその事実を知っているし、それは続いていくだろう。
しかし、彼の移籍マーケットや給与に対しての道徳的なモラルは、これまでと同様に強いものであるだろうね」