今季でアーセナルの監督となってから20年目を迎えているアーセン・ヴェンゲル。
1996年10月1日にスタートした彼の改革に対しては賛否両論があるが、あの『インビンジブルズ』と呼ばれる無敵のスカッドを作り出し、今なお更新されない無敗優勝を成し遂げたことは純然たる事実である。
『Express』はその政権下において行われた選手の契約TOP20という記事を掲載し、ヴェンゲル監督が時に見せる慧眼を振り返っている。
20位:シルヴァン・ヴィルトール
移籍金:1300万ポンド(およそ17.2億円)
所属期間:2000~2004
ボルドーから当時のクラブ記録となる額で獲得されたヴィルトール。175試合に出場して49ゴールを決め、伝説の「無敗優勝」に大いなる貢献をした。
19位:エマニュエル・プティ
移籍金:250万ポンド(およそ3.3億円)
所属期間:1997~2000
ヴェンゲルの古巣であるモナコからやってきた優雅なセンターハーフは、アーセナルでの3年間でプレミアリーグ優勝、FAカップ優勝に貢献し、そして大きな移籍金を置き土産にバルセロナへ去っていった。