『Telegraph』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ジャック・ウィルシャーの移籍について語った」と報じた。
今週末にサウサンプトンとの試合を控えているアーセナル。マーケット最終日にはジャック・ウィルシャーとカラム・チェインバーズを放出した一方で、シュコドラン・ムスタフィとルーカス・ペレスを獲得。新戦力を加えてから初めての試合となる。
それに向けて取材に答えたヴェンゲル氏は以下のように話し、ウィルシャーの移籍を許した理由、そして現在のスカッドについて説明した。
アーセン・ヴェンゲル
「彼は試合を望んでいたし、私はその欲望を理解することが出来る。それは論理的な決断だったと感じている。
昨年彼がプレーしていなかったことを忘れてはいけないよ。試合を必要としている状況にあるのだ。2シーズン競争することが出来ず、トップレベルでのサッカーを求めている。
これは彼にとって重要なものだ。多くの試合に出場することは。
個人的には、彼がここに残ってすべてのキャリアを送ってくれることを願う。彼はワールドクラスの選手であり、ボーンマスでそのクオリティを私に見せる必要はないのだ。ただ、レギュラーで競争できるレベルに戻るだけでいい」
(彼はボーンマスでの高度な役割から利益を得られる?)
「個人的には、それを彼に期待している。彼は素晴らしいサッカー脳を持つ。そしてピッチの中で何をやれば良いのかすべてを理解している。
彼はファイナルサードでボールを与えた時に最も危険な存在だ。私にとっては、常に彼が深い位置でプレーしたり、ゴールに近すぎるポジションにいるのは好まない。なぜなら、試合を作れる場所にいる彼が好きだからだ」
(サウサンプトン戦に向けては?)
「これまでの中で最も成熟したスカッドになっているといえよう。なぜなら、彼らはもう男だからだ。19~20歳ではない。24、27、28歳だ。皆本当に成熟している。
この長い間でも初めてのことだよ。競争の準備ができているスカッドであると呼べるのは。そして、我々は十分に素晴らしいこと、誰でも倒すことができることを見せなければならない」