昨日行われたワトフォードとの試合において3-1と勝利を収めたアーセナル。その結果以上に、ファンにとっては大きなニュースがあった。
口の固いアーセン・ヴェンゲル監督が自ら補強についてコメントし、バレンシアのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィ、デポルティボ・ラ・コルーニャのFWルーカス・ペレスの獲得が間近だと明かしたのだ。
その価格は前者が3500万ポンド(およそ44.6億円)、後者が1710万ポンド(およそ21.8億円)。大きな移籍金を支払い、アーセナルは勝負の補強を行った形となった。
ヴェンゲル監督は「我々はムスタフィとペレスを獲得した。メディカルを行い、現在は事務処理を行っている」と明かしている。
これがアーセナルにとって今夏最後の補強になる予定であり、ようやく人員不足に悩んでいたクラブに新戦力が加わることになる。
しかし、当然この段階でムスタフィを失うバレンシアにとっては難しい状況になるが、すでにクラブは動きを見せているという。
現在『Superdeportes』が予想しているのは、ゼニト・サンクトペテルブルクに所属しているアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライだ。29歳の彼は2500万ユーロの価格がついており、かなり高額である。
他にはデポルティボ・ラ・コルーニャのブラジル人DFシジネイという噂もある。彼らはどちらもベンフィカに所属していた経験があり、バレンシアのオーナーであるピーター・リムと懇意の代理人ジョルジュ・メンデスに近い存在だ。
やはり今回もバレンシアはコネクションを活かしての補強になりそうで、この界隈から有力な選手がやってくる可能性は高い。