イングランド3部リーグに相当するリーグ・ワン。
19日に行われた第14節ミルトン・ケインズ・ドンズ対ブリストル・ローヴァーズの試合で、驚愕のスーパープレーが生まれた。
試合は3-1でホームのミルトン・ケインズ・ドンズがリードしているという場面。
アドバンテージのあるブリストル・ローヴァーズは後半終了間際に猛攻を仕掛けると…
右サイドからのクロスにマット・テイラーが合わせると、ボールは選手たちのはるか頭上へ。
すると落ちてきたボールに対し、チャーリー・コルケットがダイレクトでヒールパス!
このパスが相手選手の間を抜けて通ると、最後はフリーになっていたテイラーがこれを決め、ブリストル・ローヴァーズが2点目をゲットした。
ダイレクト+ノールック+ヒールという究極のプレーを見せたコルケットは1996年生まれの20歳。
チェルシーアカデミー出身で、現在はローン移籍でブリストル・ローヴァーズに在籍中。イングランド世代別代表の常連でもある。
誰もが驚くスーパープレーとなったのだが、パスを出す直前のコルケットを見てみると…
周囲の選手がボールを見つめる中、しっかりと前線のポジションを確認していた!
ゴール前ということでついボールに気を取られがちだが、この視野の広さと判断力は特筆に値する。
なお、このゴールで勢いづいたブリストル・ローヴァーズは直後の88分に同点ゴールをあげ、3-3のドローで試合は終了となっている。