『Sky Italia』は「ACミランの暫定CEOを務めているマルコ・ファッソーネ氏は、来週から中国で最終的な買収契約の詰めを行う」と報じた。
今夏ACミランの株式を買収することに決まった中国系コンソーシアム。その投資額は7億4000万ユーロ(およそ844.1億円)であると言われており、クラブには大きな資金が注入される可能性が高いと言われている。
シルヴィオ・ベルルスコーニ会長はこの契約に大きな企業の参加を求める条件を付随させていたとのことで、かなり重要な名前がコンソーシアムに含まれているという。
しかし、まだその契約についてはすべてが決まったわけではない。また、コンソーシアムに参加する企業も徐々に数が増えているのではないかと言われている。
『La Repubblica』は、TLC集団や中国平安保険、中国建設銀行、報上銀行、中国貨融資産管理股份有限公司、匯富産業投資基金管理有限公司などが参加していると伝えている。
もちろん、その中心になっているSino-Europe Sportsのリー・ヨンホン社長は今後ミランの重要な人物になっていくはずだ。
ミランは早い段階で彼らとの投資話をまとめることによって、1月の移籍マーケットにおいて彼らの資金を使いたいと考えているようだ。
マルコ・ファッソーネ氏は現在中国に飛ぶ予定を立てており、現地で交渉を行う可能性があるとのことだ。
コンソーシアムに参加する企業のリストはおそらく11月8日〜10日の間に判明するのではないかと推測されている。