『BBC』など各メディアは、「サウジアラビア当局は、ワールドカップ予選を標的としたイスラム過激派組織ISによるテロ計画を阻止していた」と報じた。
先月11日にサウジアラビア西部の都市ジッダで行われたサウジアラビア対UAEの一戦。
その試合においてISは自動車爆弾によるテロ攻撃の実行を計画していたとのことだ。また、それに加えてさらにリヤドの治安当局を攻撃するというプランもあったという。
しかしサウジアラビア当局はそれを事前に察知し、事件に関連した8名の容疑者を逮捕したとのこと。
その容疑者については、サウジアラビア人のほか、2名のパキスタン人、それぞれ1名のシリア人、スーダン人が含まれているという。
さらに当局はそれに加えてカーティフとダンマームで口撃を計画していた多くの容疑者のリストを公開しており、さらなる危険の排除に動いている。
中東諸国でも石油に経済を依存している割合が多いことで知られるサウジアラビアは、アメリカとの関係も深く、ISによるテロのターゲットになってきた国の一つである。