Jリーグでは昨年からトラッキングデータを公開している。

今季はアルビレックス新潟MF加藤大が走行距離で次々と高い数値を記録し、ランキングの上位を独占したことが話題に

なかでもファーストステージ第9節のヴァンフォーレ甲府戦でマークした14.44kmは長く首位をキープしていたのだが、レギュラーシーズンの閉幕直前に新しい記録が誕生した。

記録を破ったのは、サガン鳥栖MF高橋義希だ。

高橋は1985年5月14日生まれの31歳。

2004年、地元である長野県にある地球環境高校を指導していた松本育夫監督に見出される形でサガン鳥栖に加入し、2005年にはU-21日本代表としてトゥーロン国際にも参加したMFだ。

そんな高橋は10月29日に行われたセカンドステージの第16節横浜F・マリノス戦に先発フル出場。

このゲームで14.58kmの走行距離をマークし、これが今季のレギュラーシーズンにおける最長記録となった。

走行距離が長いから良いというわけではないが、それでも90分で14.5kmというのはUEFAチャンピオンズリーグといったレベルでもトップクラスに相当する数値だ。

なお、今季の走行距離TOP20は以下の通り。

20位:加藤 大(新潟)
走行距離:13.37km
該当試合:1stステージ 第5節(福岡 vs 新潟)

19位:高橋 義希(鳥栖)
走行距離:13.37km
該当試合:1stステージ 第5節(鳥栖 vs 柏)

18位:富樫 敬真(横浜FM)
走行距離:13.42km
該当試合:2ndステージ 第16節(鳥栖 vs 横浜FM)

17位:小林 裕紀(新潟)
走行距離:13.45km
該当試合:1stステージ 第4節(新潟 vs 柏)

16位:加藤 大(新潟)
走行距離:13.49km
該当試合:1stステージ 第12節(浦和 vs 新潟)

15位:山本 康裕(磐田)
走行距離:13.51km
該当試合:1stステージ 第7節(磐田 vs 横浜FM)

14位:岩上 祐三(大宮)
走行距離:13.53km
該当試合:1stステージ 第17節(川崎F vs 大宮)

13位:富樫 敬真(横浜FM)
走行距離:13.62km
該当試合:2ndステージ 第15節(横浜FM vs G大阪)

12位:加藤 大(新潟)
走行距離:13.67km
該当試合:1stステージ 第17節(新潟 vs 鳥栖)

11位:加藤 大(新潟)
走行距離:13.7km
該当試合:1stステージ 第4節(新潟 vs 柏)