ハンガリー代表のベテランGKガーボル・キラーイ。

40歳になった現在も現役を続けており、トレードマークはなんと言っても“ダボパン”と呼ばれる長いパンツだ。今年の夏にはEURO2016にも出場し、ベスト16に進出するなど大会を盛り上げた一人だ。

そんなキラーイは大会終了後にハンガリー代表からの引退を発表していた。

しかし、1998年から代表チームでプレーしてきたキラーイは同国の最多出場記録を保持しており、ハンガリー代表はその栄誉を称えるために今回の代表ウィークで特別招集。

15日に行われた国際親善試合スウェーデン戦に先発させ、このゲームを引退試合と位置づけた。

そして迎えた29分、キラーイは大拍手の中ピッチを後にするのだがその様子が素晴らしかった。

選手交代というのは本来速やかに行わなければならないのだが、キラーイはチームメイトと抱き合い、サポーターの声援に応えながらゆっくりとピッチを後にした。

この時試合は完全にストップしており、まさにキラーイを称えるための舞台となっていた。ハンガリーにとって、キラーイがどれだけ偉大な存在であるかが窺える瞬間だった。

なお、試合は0-2でスウェーデンが勝利。キラーイの代表キャリアは108試合で幕を閉じた。