『Telegraph』は「リヴァプールが申請していたスケジュール変更要請が認められなかった」と報じた。

現在プレミアリーグで首位に立っているリヴァプール。ユルゲン・クロップ率いる彼らは現在好調を見せているものの、今後は非常に厳しいスケジュールが待っている。

特にクロップ監督が激怒していたのはクリスマスから年明けにかけてのもの。12月31日にマンチェスター・シティ戦、そして1月2日にサンダーランド戦が組まれることになったのだ。

この試合の間にはおよそ45時間半しか存在せず、しかも後者がアウェイゲームになっていることから、クロップ監督は10月の記者会見で怒りを見せていた。

リヴァプールはそれに対してスケジュールの再変更をプレミアリーグ側に求めていたが、今回「一つのクラブのために試合を移動する」ことに対しての危険性が懸念されたことから、要請は却下されたという。

テレビ放映権料が膨らむと同時に、スケジュールに関してもその影響を強く受けるようになったイングランド・プレミアリーグ。

毎年クリスマス以降のスケジュールに関しては話題になり、これが欧州での不振に繋がっているという指摘もある。しかし、1試合でおよそ120万ポンド(およそ1.6億円)という利益が期待できるクラブにとっても、これには適応せざるを得ない状況であるようだ。

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