今季ドイツ・ブンデスリーガに昇格したRBライプツィヒ。1部での初年度で優勝という可能性すらある状況となっている。しかし、彼らは同時に『ドイツで最も嫌われているチーム』にもなっているのだ。

名前に入っている“RB”は、規則によって企業名を入れられないことから表向きは“RasenBallsport”であるが、当然親会社のレッドブルを表していることが明らか。そこからの大きな投資が行われている「成金」であるとして、多くの反感も買っているのである。

これまでドルトムントやボルシアMG、ケルンなどのサポーターから抗議を受けており、DFBポカールではディナモ・ドレスデンのファンから牛の頭部が投げ込まれるという事件もあった。

そして、今週末のバイヤー・レヴァークーゼンとのアウェイゲームでもその悪意に晒されることになった。『Hamburger Morgenpost』によれば、バイ・アレーナに到着したRBライプツィヒのバスに塗料が投げつけられたとのことだ。

ただ、レヴァークーゼンはもちろんバイエル製薬によって設立されたクラブであり、そこから大きな資金提供を受けて育ってきたという歴史があるため、それほど遠い存在ではないのだが・・・。

なお、試合についてはレヴァークーゼンが前半に2-1とリードするも、後半にRBライプツィヒが2点を取り返して逆転勝利をあげ、リーグ無敗記録を11に伸ばしている。

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