『Globoesporte』は「モナコに所属しているブラジル代表DFファビーニョは、今夏退団することを考えていたと明かした」と報じた。
かつてレアル・マドリーのBチームに所属した経験を持ち、リオ・アヴェを経てモナコへやってきたファビーニョ。「NEXTマイコン」と呼ばれた大型右サイドバックは、今ボランチとして新たな世界を開きつつある。
PK職人としても結果を残している彼には、最終ラインに苦しむバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドなどが関心を寄せていると言われる。夏には退団の可能性が高いとも伝えられたが、最終的にはモナコとの契約を延長した。
ところが、ファビーニョ自身は夏に退団する方針を固めていた時期があり、具体的なオファーがなかったから残ったのだという。
ファビーニョ
「僕は前の移籍マーケットの後、契約延長にサインした。
今夏はビッグクラブと僕との関係がメディアに報じられていたね。とりわけ、スペインやイングランドのクラブと。
僕は、その時点ではモナコを離れたいと思っていた。それが自分の意向だった。正しい時がやってきたんだと思った。
しかし、具体的なオファーを一つも受けることはなかった。僕は最高の解決策として、モナコに残り、チャンピオンズリーグでプレーし、このチームとともにカップを掲げようと決断した」
逆に言えばオファーさえあれば退団する可能性があったということで、もしかすると来年夏にも何らかの移籍話があるかもしれない。