優勝プレーオフが行われているMLS。
22日、モントリオール・インパクト対トロントFCのイースタン・カンファレンス決勝が予定されていた。
両チームにはディディエ・ドログバやセバスティアン・ジョヴィンコといったスター選手が在籍していることもあり、6万1000枚のチケットは完売。非常に注目度の高い一戦であったのだが、「まさか」な理由でキックオフが遅れてしまった。
その理由とは、ピッチに引くラインの計測ミスだ。
この日試合が行われたのは、モントリオールにあるオリンピックスタジアムだ。
同会場は多目的スタジアムであり、モントリオール・インパクトでは開幕戦や大一番といった観客動員が見込まれる試合でのみ開催地に指定している。
そうした事情もあり、運営側がラインの計測を誤ったというのだ。
Update: The lines of the 18 yard boxes have been removed. #TFCLive pic.twitter.com/Ijz4dXCUIL
— Toronto FC (@torontofc) 2016年11月23日
今回計測ミスが明らかになったのはペナルティライン。
サッカーのフィールドでは、ゴールポストの内側から18ヤード(16.5m)の所にポイントを置き、そこからタッチラインと平行にペナルティラインを引く。
しかし、試合前のピッチインスペクションで18ヤードより短い距離にラインが引かれていることが明らかになったようだ。