2002年の日韓ワールドカップで活躍を見せ、その後リヴァプールへと移籍したことで知られるセネガル代表FWエル=ハジ・ディウフ。
マレーシアリーグでプレーしたのを最後に現役を離れているが、その一方で近年はリヴァプールで経験したことを明かす機会が多くなっており、特にスティーヴン・ジェラードとジェイミー・キャラガーを名指しで批判している。
それは昨年発刊されたジェラードの自伝「My Story」での記述をきっかけで、ディウフは彼のことを「人種差別主義者である」と述べたことも。
エマニュエル・プティ氏やローラン・クルビス氏(元ランス監督)とともに『SFR Sports』の番組に出演したディウフは以下のように話し、ジェラードは人として尊敬できないと語った。
エル=ハジ・ディウフ
(MC:エル=ハジ、2002年にランスを離れ、1850万ユーロ(現在のレートでおよそ22億円)でリヴァプールに買われたね)
「いわば1000万ポンドだね」
(MC:2シーズンは複雑なものだったね。特に2年目は。ジェラール・ウリエとの関係は悪い方向へと向かった。そして君は練習を拒否した)
「それは本当だ。しかし、オレは最初にローラン・クルビスに感謝しなければならない。リヴァプールと契約できたのは彼のおかげだ。
オレがまだランスにいたら、ワールドカップやアフリカネイションズカップでもプレーしていなかっただろう。
ローラン・クルビスはジェラール・ウリエに言った。『君が関心を持つべき選手がいる、エル=ハジ・ディウフと契約しろ』とね。
ジェラールはオレを見に来た。ランスでね。それが夢の始まりだった。それがワールドカップやアフリカネイションズカップでのプレーも容易にした。なぜなら、オレは誰よりも優れていたからだ。それがリヴァプールに行った理由だった」