エル=ハジ・ディウフ

「リヴァプールのことを話せば、オレはジェラール・ウリエに怒りを抱いている。

彼はアンフィールドでの最初の試合、サウサンプトン戦でオレをスタメンで使った。そして2ゴールを決めた。その後、オレはベンチに降格させられた。

理解できなかった。彼は何を考えているのかと言った。不幸せであれば、オレはそれを知らせる。したがってオレはそうした。

リヴァプールの人々はオレに言った。ここには触れられない人物が数人いると。しかし、オレはそれに触れたのだ。

それが、オレがあそこで複雑な状況になった理由だ」

(プティ:スティーヴン・ジェラードについて言っていたね?)

「そうだね。ジェラードとジェイミー・キャラガーはリヴァプールの人間だ」

(MC:ジェラードは自伝で君のことを批判していた)

「オレはリヴァプールの人間じゃない。そこに家を買うつもりもなかったし、未来永劫そこに住むために来たわけでもない。

アフリカに家を持っていた。アフリカ人だし、セネガル人であることに誇りを持っている。

彼がああ言ったのは、オレがジェラードのことを恐れていなかったからさ。皆ジェラードのことを賞賛している。イングランドのあらゆる場所でだ。

しかし、リヴァプールに行った時、彼には賞賛できるところが皆無であることが分かった。

オレは彼に尋ねた。ワールドカップやEUROといった大会においての君について、人々はどう考えているのかとね」

(プティ:2006年だか、彼はチャンピオンズリーグを制覇してなかったっけ?2005年だっけ?いや、それはバルサ対アーセナルだったか?)

「誰も覚えてないのか?」

(クルビス:3-0から3-3にした試合だ)

(プティ:ああそうだ)

「そうだ。しかし、それはチャンピオンズリーグのこと。オレはEUROやワールドカップについて話している。

ジネディーヌ・ジダンは尊敬している。なぜなら、ワールドカップを制覇したからだ」

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