14日、クラブワールドカップの準決勝で南米王者アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と開催国枠の鹿島アントラーズ(日本)が対戦し、鹿島が3-0で勝利。決勝進出を決めた。

試合は予想外にも攻撃的な展開となったが、30分、思わぬ形で鹿島が先制点を記録する。突如、主審が試合を止めた後、鹿島にPKを与えたのだ。

これは今大会から試験的に導入されたビデオ判定のシステムによるもので、数分前のセットプレーの際、鹿島の西大伍が倒されていたことが認められたのだ。鹿島はこのPKを土居聖真が冷静に決めて先制に成功する。

呆気にとられたアトレティコ・ナシオナルはその後ギアを上げ、何度も決定的なシュートを放つがことごとくゴールに嫌われてしまう。すると、反撃の勢いが衰え始めた83分、遠藤康がヒールで流し込んで鹿島が追加点。その2分後には、途中投入された鈴木優磨が金崎夢生のクロスをファーサイドで押し込み、試合を決めた。

南米王者に快勝した鹿島は、開催国枠としては2013年大会のラジャ・カサブランカ(モロッコ)以来2度目、日本勢としては初めてクラブワールドカップの決勝に進出を決めた。

航空機墜落事故に見舞われたシャペコエンセの“魂”を受け継いで日本へやってきたアトレティコ・ナシオナルだが、最後までリズムに乗り切れぬまま3位決定戦に回ることとなった。