22日に発表された2016年12月付けのFIFAランキング。

アルゼンチン、ブラジルの南米勢がワンツーフィニッシュを飾り、日本代表は45位での年越しとなった。

そんな2016年のFIFAランキングにおいて、最も順位を上昇させたのがアフリカのギニア・ビサウだ。

ギニア・ビサウは西アフリカに位置する共和制国家。人口およそ160万人ほどという小国で、長くポルトガルの統治下にあったが1973年に独立した。

FIFAへの加盟は1980年代というサッカーの歴史が浅い同国。これまで主な国際大会への出場はなかったのだが、アフリカネイションズカップ2017に向けた予選で勝ち上がり、見事本戦への出場が決定に。

これにより、2015年12月には146位だったFIFAランキングが、最新のもので68位にまで上昇している。英国『BBC』によれば、この上昇幅は今年最大のものだという。

ギニア・ビサウのFIFAランキングは、アフリカの中で15番目。最上位はセネガルの33位だが、ギニア・ビサウは2006年にワールドカップに出場したトーゴよりも上の順位だ(トーゴは現在91位)。

ギニア・ビサウは来年1月に行われるアフリカネイションズカップで、開催国のガボンと開幕戦を戦う。

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