『L'Equipe』は、アーセナルに所属しているフランス代表DFマテュー・ドゥビュシのインタビューを掲載した。
2014年にニューカッスルからアーセナルに加入したドゥビュシであるが、その後怪我を負ったためにエクトル・ベジェリンの台頭を許し、完全にポジションを失った。
昨季はボルドーへのレンタル移籍を経験したが、EURO2016のメンバー入りを逃し、夏にアーセナルへと復帰した後はわずか16分しかプレーしていない。
彼はインタビューに対して以下のように話し、昨年マンチェスター・ユナイテッドからの誘いを断ったアーセナルに対しての不満、現在のヴェンゲル監督との関係を語った。
マテュー・ドゥビュシ
「僕はあまりプレーすることができていなかった。マンチェスター・ユナイテッドが接近してきた時には、何も言うことはなかったよ。
自分にとっては、ほとんど予期していないものだったんだ。しかし、監督はそれにNOと言った」
(プレミアリーグでは昨季2試合しかプレーできなかったね)
「これは全く認められないものだね。監督は僕を使わなかった。そして、彼が僕を起用することに関心を持っているようには見えなかった。
監督とは互いに認めあっている。挨拶はする。しかし、それ以上のものはなにもない。
移籍マーケットの最後にはチャンスがあった。残念ながら、クラブは僕を放出したくなかった。
良いプレシーズンを過ごした。全てを尽くした。しかし最初の試合でメンバーに入れなかった。本当に落胆したよ。物事がいい形で進まなかったと感じた。
自分の状況は、僕が持っていた希望に出会えていないという感じだ。しかし、それもサッカーだ。そういうものだ。怪我と監督の選択は、僕をプレーさせないという意味を持っていた。
それを僕が理解できないとしてもね。驚いてはいない。
退団を必要としている。新しい挑戦が欲しい。単純に、きちんと仕事がしたい。このような状況では、アドレナリンを失ってしまうよ」