アーセナル公式サイトは、クリスタル・パレス戦終了後に行われたアーセン・ヴェンゲル監督の記者会見のコメントを掲載した。
2-0で勝利を収めたアーセナルであるが、さらに大きな話題になったのはオリヴィエ・ジルーの先制点。
サンチェスからのクロスに対し、ニアに飛び込んだジルーはスコーピオンキックでシュート!クロスバーに当てながらもバッチリ決めてみせた。
ヴェンゲル監督はこのゴールについて以下のように話し、ジルーはシュートをアートに変えたと語った。
アーセン・ヴェンゲル
(ジルーのゴールは何位に入る?)
「分からないな。私はその点では随分甘やかされてきたからね。多くの偉大な選手とストライカーを持っていたから。ただ、間違いなくトップ5には入るだろう」
(アーセナルでのトップ5ゴールは?)
「私が覚えているのは、ベルカンプ、そしてアンリ…それらのスペシャルなゴールだ。
ベルカンプのはレスター戦、そしてニューカッスル戦だ。ティエリ・アンリはレアル・マドリー戦、そしてリヴァプール戦のもの。それらのゴールだね。あと、カヌのチェルシー戦もあるな!
20年でこれらのゴールは忘れがたいものだ。年に70~80ゴールが決まる。20年なら1600くらいはある。すぐに5つを出すのは難しいね」
(ジルーのゴールについて)
「あれは練習ではできない。純粋な反射だ。思うに、あれは並外れたゴールだ。なぜなら、それは素晴らしい組織が導いたものであり、それが我々の試合だからだ。
例えつま先だったとしても、ゴールを決める。どんなストライカーもそのような体の反射を持っている。オリヴィエはそのような反射をしたんだ。
彼はゴールをアートに変えた。なぜなら、あれは驚きだからだ。美しい動きだったからだ。そして、更に有効だったからだ。
あれは誰も忘れることのできない。どんなストライカーも幾つかの特別なゴールを持っている。あれは間違いなくジルーとともに永遠に残るものだ」