10日、スイスのチューリッヒでFIFAの理事会が開かれ、2026年ワールドカップから出場国数を拡大することが全会一致で決定した。

これにより現行のフォーマットは変更となり、新たなルールが採用されることになる。

そこで、今回発表された4つの変更点についてまとめてみることしよう。

※採用はいずれも2026年大会から

1. 出場チーム数は「32」から「48」へ

これまで32ヵ国に出場権が与えられたワールドカップ。2026年大会からは、48ヵ国が出場することになる。

ワールドカップの出場国数は、1930年の第一回大会以来増加傾向にある。

現行の32チーム制は1998年大会から5大会連続で採用されており、このフォーマットは2022年のカタール大会をもって終了することになる。

ちなみに、FIFAに加盟する国と地域の数は211。

そのうち48チームが本戦に出場するため、全体の22.74%に出場権が与えられることになる。