15日、『Sky』など各メディアは「中国サッカー協会は、超級リーグにおける外国人枠の削減を決定した」と報じた。

今冬のマーケットにおいて大きな話題を集めてきた中国。カルロス・テベスやオスカル、アクセル・ヴィツェルなどの大物選手が記録的な金額で移籍していった。

さらに現在ジエゴ・コスタ(チェルシー)やニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)などが中国からの関心を受けていると言われている。

しかし、海外出身の大物選手が増えることに対して中国サッカー協会が懸念を示していることは以前から伝えられており、外国人枠の削減に動いていることが明らかになっていた。

そして今回クラブとの間で合意が形成され、今季から新たな規則の下でリーグが運営されることになるとのこと。

これまではAFCチャンピオンズリーグの制限よりも一つ多い4+1(アジア枠)で行われてきたが、それが一枚削減される。

今季は移行期間となり、試合出場については3+1となるが、保有数は5選手(来季から4に削減)が許される。

また、チームにはかならず23歳以下の中国人選手2名の保有が義務付けられ、そのうち1名はスタメンに起用されなければならない。

中国超級リーグは3月、そしてAFCチャンピオンズリーグは2月に開幕を迎える。それまで僅かな期間しかない状態でルールが変更されたことにより、多くのクラブが影響を受けることになる。

なお、この変更は「大きな支出を懸念した中国政府からの要求によって行われた」とメディアが伝えている。

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