15日、ベルギー1部のシント=トロイデンが「小野裕二がチームを離れ、日本へ帰国することになった」と発表した。
クラブからは「相互の合意のもとに契約が解除された」という報告のみだったが、『Het Velang Van Limburg』ではその理由についても伝えられている。
小野裕二、ベルギー1部を退団 日本帰国へ https://t.co/LAUP5XVtCC
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年1月16日
小野裕二は昨年9月に顎を骨折したために長期の離脱を余儀なくされていた。それから復帰することには成功したが、今冬行われていたラ・マンガ(スペイン)でのキャンプでも足の付根に問題を抱えており、難しい状況だったという。
そして金曜日(13日)に監督のフィリップ・ブーシュと会談を行い、小野裕二の側から『日本に戻りたい』という希望が寄せられたとのこと。
小野裕二は外国人選手であったこともあり、シント=トロイデンでは比較的大きな給与を受け取っていたことから、クラブ側もそれを前向きに了承したという。
また、シント=トロイデンは現在12位と苦戦しており、後半戦に向けてストライカーの補強を考えているとのこと。
ワトフォードからズルテ=ワレヘムに貸し出されていたベルギーU-21代表FWオビ・ウラレの獲得を検討しており、小野裕二の退団で浮いた資金をそちらへ回す予定だという。