昨日報じられた、ベルギー代表FWローラン・デポワトルに関する日本移籍の噂。
ポルトで出番を失っている大型ストライカーは、新天地として日本を選ぶことになるかもしれない。
ポルトのベルギー代表FWがJリーグへ?現地メディアが報じる https://t.co/wW8ATT7y0R
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年1月19日
このニュースを伝えたのは、ポルトガル『futebol365』。
記事の中ではデポワトルの日本行きについて書かれているのだが、その裏側についても触れられていた。
要約すると、「デポワトルは今季すでにヘントとポルトで試合に出場しており、プレー機会を得るためには違ったカレンダーが適用されるリーグに活躍の場を求めなければいけない」という旨の記述だ。
一体どういうことなのだろうか?
FIFAは移籍に関するルールを「Regulations on the Status and Transfer of Players」というファイルでまとめている。
日本サッカー協会でもこのルールを採用し、「サッカー選手の登録と移籍等に関する規則規則」という名で日本語を公開。その第12条「シーズン」に、以下のような記述がある。
第12条〔シーズン〕
1 シーズンは、各チームが属するリーグの最初の公式試合の日から、最終の公式試合の日までの期間とする。
2 選手は、1つのシーズン期間中につき、最大3のチームに登録することができる。この期間中、選手は、最大2チームのために公式試合に出場する資格を有する。
※FIFAのファイルでは"Article 5 Registration"に該当
つまり同一カレンダーにおいて選手が所属できるのは最大3クラブであり、公式戦でプレーできるのは最大2クラブであるというわけだ。