風間八宏体制5年目。川崎フロンターレは大きな決意を持ってクラブ20周年となる2016シーズンに臨んだが、結果はまたも無冠に終わった。

リーグ最高の攻撃力を武器に年間成績は浦和レッズに次ぐ2位。しかし、ステージ優勝がかかった1stステージ最終節、年間1位がかかった2ndステージ最終節、チャンピオンシップ準決勝、さらには天皇杯決勝と、大事な一戦をことごとく落とし、悲願の初タイトルに今回も手が届かなかった。

風間監督は昨季をもって退任(その後、名古屋グランパスの監督に就任)。風間監督のもとでコーチを務めていたクラブOBの鬼木達氏が新監督に就任している。

戦力面では、同僚のFW小林悠とともに昨季も日本人最多得点を記録したFW大久保嘉人がFC東京へ移籍。一方で、ACLとの掛け持ちとなるシーズンに向けてMF家長昭博(大宮)、MF阿部浩之(G大阪)、DF舞行龍ジェームズ(新潟)などを補強している。

その川崎が22日、恒例の新体制発表会を開催。

今季のキャッチフレーズである『Paint it Blue』とともに、それをコンセプトにした2017シーズンの新ユニフォームを発表した。

Kawasaki Frontale 2017 Puma Home

ホーム(1st)は、フロンターレブルーを基調にしたピンストライプ柄を採用。また、節目となる20周年を経て、クラブがまた新たな一歩を踏み出すにあたり、もう一度初心に戻り、一体感のある雰囲気を作り上げるための象徴となるよう、クラブ初の全身フロンターレブルーのデザインを採用している。

これはかなり新鮮!

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